
箱根登山鉄道が挑んだ急峻な山道、江戸の旅人が越えた旧東海道、富士山が育んだ湧水の町・三島――。
この旅では、火山がつくり上げた大地の上に、人がどのように道を切り開き、暮らしや文化を築いてきたのかを辿りました。
サン=テグジュペリが語る「帰還不能点」という人生の道から始まり、自然と人が紡いできた歴史の道へ。歩くたびに新しい発見が待っていた、2泊3日の旅の記録です。

Day1|星の王子様を訪ねて――箱根で過ごした一日

閉園を目前に控えた「星の王子様ミュージアム」を訪れ、サン=テグジュペリの生涯と思想に触れる一日。箱根登山鉄道で山を登り、彫刻の森美術館では光に包まれたステンドグラスに心を奪われる。本が旅へと姿を変えた、静かで深い旅の始まり。
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Day2|天下の嶮を越えて――江戸の旅人を追う

大涌谷の噴煙、芦ノ湖を渡る海賊船、箱根関所、旧東海道の杉並木、そして山中城跡へ。火山が生んだ険しい地形と、それを越えてきた先人たちの知恵や歴史に思いを馳せながら歩く。夜は三島で郷土料理を味わい、その土地ならではの文化にも触れた一日。
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Day3|富士を追いかけて――火山が育んだ水と歴史の町へ

雲に隠れ続ける富士山を追いながら、御殿場では火山が残した駒門風穴を探訪。三嶋大社や湧水が流れる三島の町を歩き、富士山が育んだ自然と歴史を感じる。旅の最後、ようやく姿を見せてくれた富士山の頂が、三日間を静かに締めくくってくれた。
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