修学旅行が中止になった息子との思い出をつくろうと始まった4泊5日の親子旅。
鹿児島では、火山とともに歩んできた歴史に触れ、知覧では命の重みを考え、屋久島では数千年という時を生き抜く自然の偉大さに圧倒された。
この旅で巡ったのは観光地だけではない。
火山が生まれた時間、幕末の時代、戦争の記憶、屋久杉が積み重ねてきた歳月、そして親子で過ごしたかけがえのない時間。
振り返れば、この旅は「場所」を巡る旅ではなく、「時間」を巡る旅だったように思う。
① Day1|桜島が教えてくれたこと――火山と歴史の国、鹿児島へ

鹿児島の象徴・桜島を望みながら旅は始まる。
島津斉彬が築いた近代化の礎や薩英戦争の史跡を巡り、最後は桜島へ渡って火山と共に暮らす人々の日常に触れた。
自然と歴史が深く結び付いた鹿児島という土地を知る、旅の第一歩。
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② Day2|受け継がれていくもの――南薩を巡り、命を想う

指宿では砂むし温泉を満喫し、薩摩富士・開聞岳の美しい姿に見惚れる。
焼酎蔵では未来の親子の時間を思い描き、知覧特攻平和会館では祖父から受け継がれた命の物語と向き合った。
未来へ受け継いでいきたいものを改めて考えさせられた一日。
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③ Day3|生命の島へ――屋久島との出会い

高速船で屋久島へ渡り、白谷雲水峡や平内海中温泉、大川の滝、西部林道などを巡る。
深い森、巨大な滝、野生のヤクシカやヤクザル。
島全体が生命に包まれたような空間に圧倒されながら、翌日の縄文杉トレッキングへ期待が高まっていく。
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④ Day4|千年を歩く――縄文杉へ続く道

満天の星空の下を出発し、22km・約10時間の縄文杉トレッキングへ挑戦。
三代杉やウィルソン株を経て、樹齢7000年以上ともいわれる縄文杉と対面する。
屋久島の森が育んできた長い時間の流れに触れ、人は自然の中で生かされていることを深く実感した旅の締めくくり。
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